ここでは、クライアント端末からDBサーバに対して、
ポピュラーなSQL*PLUSで接続する手順を紹介します。
■SQL*Plus 起動手順 | ||||
【1. ローカルでサーバのdatabaseに接続する場合】 | ||||
操作機器 | 項番 | 操作内容 | 操作・コマンド | 備考 |
接続先サーバ | 1 | linuxログイン後、端末エミュレータ(GNOME等)起動 | ||
2 | ユーザ「oracle」に切り替え | su - oracle | ||
3 | DBスクリプトがあるディレクトリへ移動 | cd $ORACLE_HOME/bin | ||
4 | カレントディレクトリが「/opt/oracle/bin」であることを確認 | pwd | ||
5 | databaseの起動 | ./dbstart | ||
6 | リスナー起動 | ./LSNRCTL start | リスナー起動:LSNRCTL
start リスナー停止:LSNRCTL stop リスナー状態確認:LSNRCTL status | |
7 | SQL*Plusでデータベースに接続 | ./slqplus user/pass@ネットサービス名 | sqlplus
user/pass@ネットサービス名 ※OSのID・パスワードではなく、Oracle上のID・パスワードを入力 | |
8 | selectコマンド等で出力確認 | - | 例) select tname from tab where tabletype='TABLE'; | |
【2. リモートのクライアント端末から、サーバのdatabaseに接続する場合】 | ||||
操作機器 | 項番 | 操作内容 | 操作・コマンド | 備考 |
接続先サーバ | 1 | 接続先サーバのdatabaseとリスナーが起動していない場合は起動する | 【1】の手順の「1」~「6」 | |
クライアント端末 | 2 | 管理者権限でコマンドプロンプトを起動 | 「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」上で右クリック→「管理者として実行」 ※また、SQL*Plusはoracle databaseの付属ツールになるため、クライアント端末にoracle database clientソフト等がインストールされていることが前提となります。 | |
3 | SQL*Plusでデータベースに接続 | ./slqplus user/pass@IPアドレス:ポート番号/ネットサービス名 | ./slqplus
user/pass@host[:port][/service name] ※OSのID・パスワードではなく、Oracle上のID・パスワードを入力 SQL*Plusのポート番号は通常は1521番。 | |
4 | selectコマンド等で出力確認 | - | 例) select tname from tab where tabletype='TABLE'; |